株式会社と合同会社のメリット比較

この記事では、株式会社と合同会社の違い合同会社のメリットは何か、について解説します。

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4つの会社形態と設立数

会社形態は4種類あります。株式会社合同会社合名会社合資会社です。

下表は2007年2015年における新規の会社設立数です。次の3つが確認できます。

  • 合名会社・合同会社の設立数はごくわずか。
     合名会社と合資会社は無限責任であって廃業しても個人まで負債が及ぶので、設立数としては非常に少ないです。
  • 株式会社がダントツで多い。
     やはり会社といえば株式会社でしょう。社会的認知度を優先するなら株式会社が一番。
  • 合同会社も少なくなく、そしてかなり増加傾向にある。
     合同会社ならではのメリットがたくさんあり、認知されてきているのでしょう。
株式会社 合同会社 合名会社 合資会社
2007年新規設立数 95363 6076 52 490
2015年新規設立数 88803 22223 119 93

株式会社と合同会社、どちらにすべき?!

では会社を設立することを決心したときに、株式会社と合同会社のどちらを選択すべきでしょうか。

結論をざっくりいえば、社会的認知度を優先するなら株式会社そうでないなら合同会社です。

株式会社のメリットは社会的認知度の1つに尽きます(もちろん、上場して株式公開を目指す場合は必然的に株式会社の一択ですが…)。ただし、この社会的認知度は重要なものです。社名には「株式会社〇〇〇〇」「合同会社〇〇〇〇」と明記されるので、株式会社なのか合同会社なのかすぐにわかります。社会的認知度があるということは、例えば融資の受けやすさや取引相手からの信用等に影響し得ます。また株式会社なら代表取締役という肩書が使えますが、合同会社なら代表社員となり、これも社会的信用に影響し得ますね。

しかし近年は有名企業でも合同会社を選択しているのも多く見受けられます。下記が一例です。

  • Apple Japan合同会社
  • 合同会社西友
  • ユニバーサルミュージック合同会社
  • 日本アムウェイ合同会社

これらの企業は当初は株式会社だったのに、合同会社に組織変更した企業です。これらの企業は合同会社にメリットを感じて選択したのでしょうが、では合同会社にどのようなメリットがあるのでしょうか。

合同会社のメリット
株式会社 合同会社 解説
設立費用 登記:15万円~
定款:5万円
登記:6万円~
定款:0万円
設立が約14万円も安くなります。
決算公告 必要 不要 合同会社なら年1回の決算公表が不要になります。
役員の任期 最大10年 制限なし 合同会社なら1万円かかる任期満了による変更登記も不要になります。
機関設計 法律に準拠 自由に決定 合同会社なら取締役会や株主総会、監査役等の機関設計を自由に決定できます。
利益と権限の配分 出資額に比例 自由に決定 合同会社なら出資額ではなく業績に応じて利益分配も可能です。

まとめ

いかがでしょうか。社会的認知度を優先しないのであれば合同会社のほうがメリットが多いです。

私見ですが、BtoBの企業、つまり企業相手の商売をする場合は株式会社のほうがよいかもしれません。調達部門の担当者レベルの立場に立って考えると、調達先評価で同レベルの株式会社と合同会社があればどちらを選ぶでしょうか。中には「合同会社かよ…」というイメージを持つ方もいるかもしれません。

しかしBtoCの企業、つまり一般市民を相手にするような場合は合同会社でも全く問題ないと考えています。特に飲食店や小売店(ネット販売含む)の場合は、会社名よりも店名が表に出ます。恐らく会社名なんか気にしないお客様がほとんどでしょう。

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